「最近、小さい文字が見えづらくて。認めたくないけど、これが老眼……」。
そんなことを感じている50代の方、多いのではないでしょうか。
企業にお勤めの方なら、部下の書類などをチェックする役職についていてもおかしくない年齢。
老眼で小さい字が見えないと、ストレスも溜まるし目の疲れの原因にもなります。
そこで今回は、「大人のリーディンググラスの選び方」と題して、
余裕ある雰囲気を引き立たせて、むしろ若々しく格好よくなれる選び方を指南。
経験豊かなスタッフからアドバイスさせていただきます。
近視になったらメガネを掛けるように
老眼になったら潔く老眼鏡をかける。
一般的に、視力が良ければ40代前半から、近視では40代後半から
リーディンググラスを必要とする人が増えてくるものの、すぐに対応する人は少ないのだとか。
「老眼鏡という言葉に抵抗があるのか、本格的に仕事や趣味に
支障をきたすようになってから相談にいらっしゃる方が多いですね。
ビジネスシーンでは小さい数字を読み違えてしまったり、
目の疲れから肩こりや頭痛がひどくなったり、弊害もあるんですよ」
では、大きな弊害がなければ大丈夫なのか?
「ちょっと見えづらいという状況でも、若々しさを失わせる要因のひとつになっています」
「少し手元が見えにくいときにやりがちなメガネを鼻先にずらしてみたり、
腕を伸ばしてみたりする仕草は、決してスマートな印象を与えません。
近視になったらメガネを掛けるように、老眼になったら老眼鏡をかける。
私はそれくらい潔いほうが素敵だと思いますよ」
既製品と、オーダーメイドの使い分け
そもそも老眼鏡といっても、その認識は人によって異なるそう。
「お客様のなかには、遠近両用メガネを老眼鏡と表現する方もいらっしゃいます」
そこで、老眼鏡の種類を大きくふたつに分けて考えているのだとか。
ひとつは、「遠近両用メガネ」。遠距離、中間距離、近距離と段階的に度数を変化させるレンズが入ったメガネ。視線を移動させるだけでスマートに手元を見ることができます。
もうひとつは、「近用メガネ」。一般的にはこれが老眼鏡と表現されます。
「最近では老眼鏡という呼び方だけではなく、リーディンググラスやアシストグラス、
仕事用メガネといった表現も増えています」
そういえば、100円ショップでも、リーディンググラスと表記されている商品が多い気がします。
しかし、100円で買えるものをわざわざメガネ屋さんで作る意味って……。
「100円ショップのリーディンググラスの度数は、主に弱・中・強の3種類。
キオスクなどで売ってある既製品も6種類くらいです。
しかし、本来、目の度数はもっと細やかなものですし、左右によっても異なります。
また、使い方によっても必要な度数は変わります。
専門店ではご利用になるシーンを推定してしっかりと検査。
その方の見え方にピッタリな1本をお作りしています」
たとえば、スマホを多用したり読書が趣味だったりする人には、
近くを見ることに特化したリーディンググラスを、
仕事でパソコンを多用する人には、60cm~2m程度の距離が
よく見える仕事用メガネをオススメしているとのこと。
仕事や趣味で使う近用メガネはきちんとつくり、玄関先やベッドサイドには
リーズナブルな既製品という使い分けをする人も多いそうです。
シーンに応じてオーダーメイドが可能
専門店でつくるメリットは、自分の視力や使い方に最適なレンズを選べるだけではありません。
好みにあったフレームを選べることも重要なポイントです。「ビジネスシーンで知的に見せたいならメタルフレーム、クリエイティブで若々しい印象なら流行りのセルフレームなど、相手に与えたい印象に合わせるといいでしょう。
最近はクールビズが一般化しているので、ファッションに合わせてフレームを選ぶお客様も増えてきました」
そういった意味では、大人の魅力を引き立たせるアイテムにもなり得そうです。
ちなみに、趣味などで手元の細かい作業をするためなら、
見た目の印象よりもとにかく軽いフレームを選ぶのもオススメだとか。
「老眼で目を細めながら手を伸ばして書類を見たり、作業したりするよりも、
仕事用メガネやリーディンググラスをサッと掛けた方がスマート。大事なのは、堂々と使うことです。
年齢が若く見えるというより、若々しい印象を与えることができると思いますよ」
「イワキのメガネなら安心です」。
これは私たちイワキメガネが半世紀前につくりだしたキャッチコピーであり、どんな時代においてもはずせないイワキメガネの約束です。私たちは、安心はお客様の笑顔の源になる、と信じています。
- 安心だから、毎日かけ続けたくなる。
- 安心だから、ファッションとして取り入れられる。
- 安心だから、アクティブにスポーツを楽しめる。
良質のメガネに、検眼からアフターメンテナンスまでありとあらゆるシーンに「安心」という価値をプラスしてお届けすること。それがイワキメガネの使命であり責任です。これからも、イワキメガネはお客様の心からの笑顔のために「安心」を見つめ続けていきます。